一本道にひろがるオウチ
小松市の自然豊かな敷地に計画されたほぼ平屋の住宅です。1年を通して明るい空間と感じるように、季節で異なる太陽高度を活かし軒先を設けることで夏季の強い日差しにも配慮した。玄関ホールから一本道の廊下があり、各居室へアクセスできる導線は学校の中のようでもあり楽しげです。突き当りのLDKは勾配天井と半屋外空間が外部へとつながる開放感があり、暮らしの中に穏やかさと豊かな景色も広がります。少しだけ設けた2階は畳でゴロンと寝転がれる隠れスペース。細長い敷地形状に合わせた建物ではありますが一本道通路からLDKまでひろがりのある空間です。
所在地:石川県小松市
構造規模:木造、地上2階
用途地域:第一種住居地域
敷地面積:406.54㎡
建築面積:162.57㎡
延床面積:162.57㎡