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施工について

震災の影響

今年1月1日に発生した能登半島地震による影響で、弊社OB様宅にもいくつか被害がありお問い合わせを頂きました。

特に能登エリアでは現地での被害状況確認のため現地へも向かわせて頂きました。

奥能登エリアの住宅では、幸いなことに基礎や構造本体にはさほど影響が少ないことが多く、内壁の割れなどはほとんどありませんでしたが、外構の部分は影響がでていることがいくつかありました。

道路の割れなどにより引っ張られた土間コンクリートが沈んだり、玄関ポーチのタイルが割れたりと地震の凄まじさを感じます。

内灘エリアでの被害状況なども踏まえると、地盤の影響がいかに大切であるかも今回のものでよく分かるものとなりました。

大変な事態ではありましたが、弊社OB様宅では地盤改良を適切に行っていることもあり、住むことが難しいような住宅がでなかったのは幸いです。

そのような中ですが白山市のOB様から2月頃になりこのような連絡を頂きました↓

 

 

2017年に家を建てて頂いた、白山市の〇〇です。

今さらの話しで恐縮なんですが、元日の能登半島地震をきっかけに、家の工法とか作りがどういうものだったか、もう一度おさらいしておきたくなり、問い合わせさせて頂きます。

実は我が家は、元日の発災当時福井県の方に家族旅行で滞在中で、実際の自宅の揺れ方がどうだったか、余震も含め全く体験できておりません。白山市は震度5強だったそうで、実際隣の家は揺れの強さに驚いて外に飛び出したそうですが、翌日帰宅して家の中を点検してみたところ、地震の影響がほとんど見当たりませんでした。

絶対に落ちたり倒れたりしているだろうと思っていた神棚の榊立もほとんど動いておらず、2階の窓際に飾ってあった花瓶も全くそのままで変化なし。わずかに変化が見られたのは、神棚の鏡餅の上の方の餅が五徳の横にずり落ちていたり、壁に立て掛けてあった小さな絵が手前にパタンと倒れていたぐらいでした。

正直、きつねにつままれた様な気分で釈然とせず、理由が知りたくて、家の工法や地盤について解説する動画をいくつか見ましたが、いまひとつ良く分かりません。

我が家は、どういう施工方法で建てられ、どういう耐震性能を持つのか、また耐震等級はいくつだったか、改めて確認させて頂きたいので、よろしくお願いいたします。

確認した所、構造計算は行っていない建物でしたが弊社の標準的な仕様、造りであること。

耐震壁量の充足率は以下のような数値であったこと。(標準的な数値)

地盤強度も必要地耐力の倍の強度があったこと。

建物形状のバランスが良かったことなどを踏まえてそのような状況だったのではないかとご説明させていただきました。

今回OB様からの様々な状況も踏まえて、家は日々の暮らしを営む場所であるとともに今回のような災害から命を守るものでもあるということを念頭に、今後よりさらに安心できる造りを考えていきたいと思います

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